人文科学府 人文基礎専攻 東洋思想 分野 インド哲学史 専修 専修科目 (単位数 1) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
History of Buddhism in classical India and Tibet (Seminar III)A
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科目ナンバリングコード: 講義コード: 2023 春クォータ 毎週 金曜1限 伊都イーストゾーン 印哲研 教室 M/J科目 (日本語, サンスクリット) |
授業の概要 |
大乗の祖師と呼ばれるナーガールジュナ作の『ラトナーヴァリー』(宝行王正論)のサンスクリット語のテキストを読む。 言葉はサンスクリット語としてさほど難しいものではないが、内容の深い作品である。初学者が大乗思想の根幹を学ぶのに最も適した作品であり、サンスクリット語の原典・漢訳・チベット訳が揃っている。 (なお古典チベット語初級を終えた学生のためには、この授業はサンスクリット語を確かめながらチベット語を読む訓練ともなる。ただし古典チベット語初級を学び終えていることは履修条件ではない。チベット語を学んでいない学生は、サンスクリット文だけを読んでゆくことになる。) (The aim of this course is to help students to understand the ancient Indian culture and to master Sanskrit language through the acquisition of necessary skills and knowledge.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : サンスクリット語初級 履修に必要な知識・能力 : サンスクリット語初級を終えていること | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
<本科目は宗教文化士( http://www.cerc.jp/ )の受験資格認定科目です。>
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 授業でテクストを配付する。テクストはMichael Hahn: Nagarjuna's Ratnavali. Indica et Tibetica, Bonn, 1982。 参考書 : 梶山雄一、瓜生津隆真訳『大乗仏典14 龍樹論集』,中央公論社,1974。 北畠利親『龍樹の政治思想』、永田文昌堂、1988。 普倉「龍樹〈宝鬘論頌〉梵文写本的初歩報告」、『西蔵貝叶経研究』2016。 授業資料 : Moodleでテクスト等のPDFを配付する。 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業後に相談を受ける。 授業以外での学習に当たって : 予習にかかる時間の目安は、3時間くらい。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |