人文科学府 言語・文学専攻 日本・東洋文学 分野
国語学・国文学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本語学方法論特論 III
Methods of Japanese Linguistics (Specialized Lecture III)
講義題目  上代語研究概説−助動詞を中心とする述語研究の諸問題−
講師 古川 大悟
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2025 前期
毎週 木曜1限
伊都イーストゾーン 教員室 教室
M/J科目 (日本語, 古典日本語)
更新情報 : 2025/4/4 (17:00)
授業の概要 奈良時代語(上代語)の研究史・研究状況を概説します。今期は、高等学校までの古典文法でもおなじみの「助動詞」をはじめとする述語形式に焦点を当てて、これまでにどのようにして研究が進み、どのようなことが課題となっているかを講じます。随所で奈良時代語とその資料についての基礎を説明するため、講義にはしばしば逸脱があります(特に4月中は基礎論が中心となります)。講義のレベルは高度であり、一定の難しさを維持します。専門的な用語や知識を多く要するような難しさではなく、粘り強く自分自身の常識を疑い、じっくりと考えなければならないような難しさを追求します。

第1回 基礎論(1)国語学とはどのような学問か
第2回 基礎論(2)萬葉集の資料的性格について(東歌を例として)
第3回 基礎論(3)上代特殊仮名遣と資料的性格との関わりについて
第4回 基礎論(4)上代語資料を用いて助動詞(述語形式)を研究するとはどういうことか
第5回〜第12回 個別の形式それぞれの研究史 上代に特有のものも含む
第13回 助動詞とは何か(1)助動詞という概念の歴史
第14回 助動詞とは何か(2)接尾辞・終助詞との関係
第15回 期末試験

(This course focuses on the Japanese language of the Nara period. (Students should be able to understand ancient Japanese with little or no translation.))
キーワード : 奈良時代語(上代語)、助動詞、述語形式、文法、萬葉集
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 高等学校レベルの古典日本語の知識があること。
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 4月上旬にMoodleを開設するので、登録すること。
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_A-1 [修士:人文学と現代文化の理解]
人文学全般において国語学が占める位置や役割について十分に説明することができる。
人文学全般において国語学が占める位置や役割について十分に説明することができる。
G_A-2 [修士:専修分野の知識と理解]
奈良時代語研究の軌跡と課題について詳細に説明することができる。
奈良時代語研究の軌跡と課題について詳細に説明することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 口頭説明と板書によって講義を進めます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 毎回、資料を配布します。なお、資料は手書きの書き入れや切り貼りを多く含むため、紙での配布となることをご了承ください。(Moodleにはそれとは別に、電子配布のしやすい参考資料類をアップします。)
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 基礎論(4月中) 授業で指示した参考文献を読む。
2 助動詞各論(5〜6月) 授業で指示した参考文献を読む。
3 助動詞総論(7月) 授業で指示した参考文献を読む。

成績評価
観点→
成績評価方法
G_A-1
[修士:人文学と現代文化の理解]
G_A-2
[修士:専修分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 100点満点。平常点は設けない。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : メールで相談に応じます。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について : できる限りのことをしますので、遠慮なく相談してください。
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)