人文科学府 言語・文学専攻

共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
西洋古典文学特論 III
European Classical Literature Special Course (Specialized Lecture III)
講義題目  ヘシオドス叙事詩『神統記』『仕事と日』の作品論および受容研究
国際基督教大学教養学部 教授 佐野 好則
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2025 後期
集中
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2025/2/14 (15:51)
授業の概要 古代ギリシア叙事詩人ヘシオドスによる『神統記』と『仕事と日』の作品論および、これらの叙事詩の後代における受容を主な検討対象とする。オリエント文学および旧約聖書の創世神話、ホメロス叙事詩を背景として視野に入れつつ、『神統記』および『仕事と日』における大地ガイアの役割に注目する。後代における受容については、これら両叙事詩において叙述されるプロメテウス神話と、ギリシア悲劇『縛られたプロメテウス』との比較、ギリシア・ローマ美術におけるプロメテウス神話の描写との比較、さらにはドイツ文学や英文学におけるプロメテウス神話の受容も含めて検討する。これらの作品の日本語訳を主なテキストとし、適宜原語を紹介する。担当教員による講義と参加者全員を含むディスカッション形式の演習により、テキストの内容について多角的に検討する。

(Hesiod's epic poems, Theogony and Works & Days will be examined, and their later reception will be discussed. Creation myth in ancient Oriental literature and the Old Testament, and Homeric epics will be considered as backgrounds. The role of the Earth (Gaia) in Hesiod's epics will be closely examined. As for the later reception, Aeschylus's Prometheus Bound, pictorial depictions of Prometheus in Greek and Roman art and in modern European art, representation of Prometheus in German literature and English literature will be discussed. The above mentioned literary works and visual arts will be examined through the lecture and through discussions by all the participants from various perspectives.)
キーワード : 西洋古典文学、叙事詩、受容研究、ヨーロッパ文学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 集中講義(開講日程は11/10より11/14)
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_A-1 [修士:人文学と現代文化の理解]
人文学の知識をもとに、現代文化のあり方とそれへの多様なアプローチを説明できる。
人文学のきわめて深い知識をもとに、現代文化との比較に基づく古典古代文化へのアプローチを高度に優れた仕方で説明できる。 人文学の深い知識をもとに、現代文化との比較に基づく古典古代文化へのアプローチを優れた仕方で説明できる。 人文学の知識をもとに、現代文化との比較に基づく古典古代文化へのアプローチを説明できる。 人文学の知識をもとに、現代文化との比較に基づく古典古代文化へのアプローチを説明することができていない。
G_B-1-3a [修士:作品の理解力]
芸術学を対象とする領域では、芸術作品を正確に理解するとともに、重要な先行研究をふまえて、実証的な考察と理論的な分析を行うことができる。
文学・美術作品を深い感受性をもって理解するとともに、実証的・理論的な分析をきわめて優れた仕方で行うことができる。 文学・美術作品を感受性をもって理解するとともに、実証的・理論的な分析を優れた仕方で行うことができる。 文学・美術作品を理解するとともに、実証的・理論的な分析を行うことができる。 文学・美術作品を理解するとともに、実証的・理論的な分析を行うことができていない。
G_B-1-3c [修士:文献の読解]
文学を対象とする領域では、過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつその内実を深く掘り下げて説明できる。
古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつその内実を深く掘り下げてきわめて優れた仕方で説明できる。 古典を精確に読解し、先行研究を踏まえつつその内実を掘り下げて優れた仕方で説明できる。 古典を読解し、先行研究を踏まえつつその内実を説明できる。 古典を読解し、先行研究を踏まえつつその内実を説明することができていない。
G_B-1-4 [修士:表現力]
他者の意見を理解するとともに、自分の意見を明確に表現し、研究成果を学会における口頭発表や学術論文によって公表できる。
他者の意見を理解し自分の意見を精密かつ明確に表現し、学術論文形式によってきわめて優れた仕方で叙述できる。 他者の意見を理解し自分の意見を明確に表現し、学術論文形式によって優れた仕方で叙述できる。 他者の意見を理解し自分の意見を表現し、学術論文形式によって叙述できる。 他者の意見を理解し自分の意見を表現し、学術論文形式によって叙述することができていない。
G_B-2-1 [修士:知識・理解の深化と統合]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得し、高度に専門的な知識を有機的に総合できる。
専門分野の内容に関するきわめて深い理解と思考方法を獲得し、専門的な知識を非常に優れた仕方で有機的に総合できる。 専門分野の内容に関する深い理解と思考方法を獲得し、専門的な知識を優れた仕方で有機的に総合できる。 専門分野の内容に関する理解と思考方法を獲得し、専門的な知識を有機的に総合できる。 専門分野の内容に関する理解と思考方法を獲得し、専門的な知識を有機的に総合することができていない。
G_B-2-2 [修士:独創性]
新たな視点から問題提起を行い、それを解決するための方法を提示できる。
新たな視点から非常に意義深い問題提起を行い、それを解決するための方法をきわめて優れた仕方で提示できる。 新たな視点から意義深い問題提起を行い、それを解決するための方法を優れた仕方で提示できる。 新たな視点から問題提起を行い、それを解決するための方法を提示できる。 新たな視点から問題提起を行い、それを解決するための方法を提示することができていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
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授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : ヘシオドス『神統記』および『仕事と日』、アイスキュロス『縛られたプロメテウス』(プリント配布)
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 『神統記』・『仕事と日』の作品論および受容研究に関する全般的導入 『神統記』・『仕事と日』の全体的読解
2 ヘシオドス叙事詩の背景としての古代オリエント文学および旧約聖書における創世物語、ホメロス叙事詩 演習 古代オリエント文学および旧約聖書における創世物語、ホメロス叙事詩の関連箇所の精読
3 『神統記』における原初からウラノスの時代まで、大地ガイアの役割 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
G_A-1
[修士:人文学と現代文化の理解]
G_B-1-3a
[修士:作品の理解力]
G_B-1-3c
[修士:文献の読解]
G_B-1-4
[修士:表現力]
G_B-2-1
[修士:知識・理解の深化と統合]
G_B-2-2
[修士:独創性]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 50%
レポート 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)