文学部 人文学科 文学コース
中国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生、3年生、4年生
対象学部等:
中国文学作品演習 V
Chinese Classics (Seminar V)
講義題目  中国白話小説講読
外国人教師 講師 孫 琳浄
科目ナンバリングコード: LET-HUM2554M
講義コード:
2025 前期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン 中国文学研究室 教室
M/J科目 (日本語, 中国語)
更新情報 : 2025/3/4 (22:08)
授業の概要 明代に刊行された数多くの白話小説には、当時の口頭語彙が使用されており、その文法は文言文とも現代中国語とも異なる特徴を持つ。そのため、これらの作品を正確に読解するには、一定の知識と技術が求められる。本演習では、まず読解に必要な工具書の使用方法や語彙検索システムの活用法を指導しつつ、短篇白話小説「三言二拍」から長篇白話小説「四大奇書」へと段階的に読み進める。そして、江戸期に日本に流入されたこれらの白話小説と、それを元に翻案されたさまざまな読本作品を比較検討することを通じて、日本近世文学における中国白話文学受容の実態を考える。
なお、作品の成立過程をより深く理解するため、訳注の作成に加え、必要に応じて複数のテキストの校勘や歴史資料との比較を行う。

(Through the reading of some colloquial Chinese novels published in the Ming dynasty, the practical skills and specialist knowledge required to read these novels will be acquired and developed. Furthermore, through a comparative study of these colloquial Chinese novels that entered Japan during the Edo period and yomihon works adapted from them, the actual situation of the reception of Chinese white-language literature in early modern Japanese literature will be considered.)
キーワード : 拍案驚奇、三国志演義
履修条件 : 中国語を1年以上(初級レベル)習っていること。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。 専門的知識を背景とし、自ら問題を見出し、批判的に検討することができる。 専門的知識を背景とし、自ら問題を見出すことができる。 自ら問題を見出すことができない。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
古典文学に対する学術的な批判態度を身につけ、高度に実践することができる。 古典文学に対する学術的な批判態度を身につけ、おおむね実践することができる。 古典文学に対する学術的な批判態度を理解できている。 古典文学に対する学術的な批判態度を把握できていない。
U_C-1-1 [文献分析力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
対象作品が抱える潜在的な問題点について、新たな発見をもたらすことができる。 対象作品が抱える一般的な問題点について、的確に指摘することができる。 対象作品が抱える基礎的な問題点について指摘することができる。 対象作品が抱える問題点について、適切に指摘できていない。
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な資料や文献を収集することができる。
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な資料や文献を収集することが非常によくできる。 それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な資料や文献を収集することがよくできる。 それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な資料や文献を収集することがある程度できる。 それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な資料や文献を収集することができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 文献講読
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 会読する作品は4月初めに担当教員から配布します。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 『拍案驚奇』卷三十三「包龍圖智賺合同文」講読@ 演習
3 「包龍圖智賺合同文」講読A 演習
4 「包龍圖智賺合同文」講読B 演習
5 「包龍圖智賺合同文」講読C 演習
6 「包龍圖智賺合同文」講読D 演習
7 「包龍圖智賺合同文」講読E 演習
8 「包龍圖智賺合同文」講読F 演習
9 「包龍圖智賺合同文」講読G 演習
10 「包龍圖智賺合同文」講読H 演習
11 『三国志演義』講読@ 演習
12 『三国志演義』講読A 演習
13 『三国志演義』講読B 演習
14 『三国志演義』講読C 演習
15 『三国志演義』講読D 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-1-1
[文献分析力]
U_C-1-2
[研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
出席
授業への貢献度
プレゼンテーション

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時相談に応じます。前もって電子メールで連絡を取ってください。

授業以外での学習に当たって : 毎回授業の前に工具書や検索システムを用いて語彙の意味や典故を調べ、訳文を作っておくこと。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)