文学部 人文学科 歴史学コース
朝鮮史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2,3,4年生
対象学部等:
朝鮮史学講義 IB
Korean History (Lecture I)B
講義題目  人物史でみる高麗時代:前期(10〜12世紀)
教授 森平 雅彦
科目ナンバリングコード: LET-HUM2361J
講義コード:
2025 夏クォータ
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン A-118 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2025/3/7 (14:22)
授業の概要 朝鮮史は、日本の隣国の歴史であるにもかかわらず、多くの人にとっては馴染み薄い分野だろう。
その原因としては、学校教育で詳しく取り上げられないことに加え、日本史や中国史と異なり、教科書的な通史以外、個別の人物を活写した歴史小説や評伝がほとんど出回っていないため、かの地に生きた生身の人間の姿がイメージしにくいことがあげられるだろう(デフォルメが甚だしいドラマ・映画等はひとまずおく)。
とりわけ高麗時代(918〜1392)は、日本と関わりをもって活躍した著名人がまがりなりにも存在する他の時代と比較して、印象が皆無に近い時代ではないだろうか。
この講義では、個別の人物の生涯を軸にすえ、これを通じて高麗時代の各時期を眺望することで、朝鮮中世史のイメージをより豊かなものにしていきたい。
本学期では、このうち前半期(10〜12世紀)についてとりあげる。

(This course examines the history of medieval Korea, especially focusing on personal history.)
キーワード : 朝鮮史、高麗
履修条件 : 朝鮮史学講義TAとあわせて受講すること。なお後期の朝鮮史学講義UA/Bとあわせて受講すると、より理解が深まるでしょう。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/user/index.php?id=62296
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
歴史学・朝鮮史の問題設定について深く理解している 歴史学・朝鮮史の問題設定について理解している 歴史学・朝鮮史の問題設定について最低限の理解がある 歴史学・朝鮮史の問題設定について理解が不足している
U_C-2-1 [知識・理解の深化と統合]
それぞれの専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法、研究手法を獲得し、知識を有機的に総合し、論文を作成することができる。
高麗時代史とその研究法について深く理解している 高麗時代史とその研究法について理解している 高高麗時代史とその研究法について最低限の理解がある 高麗時代史とその研究法について理解が不足している
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 使用しません
参考書 : 田中俊明編『朝鮮の歴史:先史から現代』(昭和堂,2008年)※最新の2024年版をお勧めします
李成市ほか編『世界歴史大系 朝鮮史1』(山川出版社、2017年)
その他の参考文献は授業のなかで紹介します。
授業資料 : Moodleを通じて配布します

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 王建・弓裔・甄萱――後三国の鼎立(10世紀初め)
3 龔直――豪族の時代(10世紀前半)
4 朴述熙・王式廉・王規――弱体な初期王権(10世紀前半)
5 双冀と光宗――王権強化の開始(10世紀半ば)
6 崔承老と成宗――中華風体制の整備(10世紀後半)
7 顕宗と姜邯賛――契丹侵入の試練(11世紀前半)
8 文宗と李子淵――古典的体制の最盛期(11世紀後半)
9 義天――華やぐ国際文化交流(11世紀後半)
10 尹瓘――大陸情勢の激変(12世紀初め)
11 金富軾と妙清――体制の爛熟と動揺(12世紀半ば)

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-2-1
[知識・理解の深化と統合]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 60%(60点)
授業への貢献度 毎回のコメント提出:40%(40点)

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 毎回の授業でコメントをMoodleから提出してもらいます。テーマはその都度口頭で指示します。未提出1回につき4点減点(ただし初回授業はカウントしません)。
期末レポートの詳細は最終授業日に提示します。
提出期日は第2期(卒業予定者は別途相談)
公欠は大学の指定要件(自然災害、交通障害、感染症(「疑い」の段階でも可とします)、忌引き等)に限ります。部活・サークル、他の講義、バイト等の都合は公欠に含めません。判断しにくいケースは個別に相談してください。
学習相談 学習相談 : 授業時間の前後に受け付けます。事情がある人はメールでアポをとってください。
アドレス:morihira*lit.kyushu-u.ac.jp(*は@に直してください)

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)