文学部 人文学科 哲学コース
インド哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
インド哲学史講義 I
History of Indian Philosophy (Lecture I)
講義題目  ヨーガ文献講義
教授 片岡 啓
科目ナンバリングコード: LET-HUM2211J
講義コード:
2025 前期
毎週 木曜2限
伊都イーストゾーン D-107 教室
M/J科目 (日本語, サンスクリット)
更新情報 : 2025/4/6 (08:32)
授業の概要 春夏15回のセメスター講義である。Penguin Classicsから出ているRoots of Yoga, Translated and edited with an introduction by James Mallinson and Mark Singletonの後半箇所(具体的には第五章以降)について、片岡が用意した和訳をみながら内容を検討していく。学生側が聞く講義形式ではあるが,恐らく,内容的に慣れないハタヨーガの専門用語が多いはずである.ついていくには予習・復習も必要になるだろう.概観的に手早く見ていく、というわけにはいかないので、進度は遅くなるはずである。つまり、通常の講義のように要領よく俯瞰する授業ではない。ハタヨーガについて,細部まで知りたいという人には向いている授業である。内容的には、ヨーガの身体論,ムドラー,マントラ,凝念(ダーラナー)、静慮(ディヤーナ、禅)、三昧(サマーディ)を扱うが,進度によって,後半部まで届かない可能性のほうが高い。ハタヨーガについて、最新の研究成果を知りたい、という人の期待に応える授業である.日本語ではその手の内容を知ることができる便利な本は未だ存在しないので、英語から片岡が和訳したものを読む、というのが本講義の趣旨である。内容的には日本語世界には流布していない最新の情報ばかりである。資料については、こちらで用意するので購入の必要はないが、安価なので、原書を買いたい人は手元に備えておくと今後も活用できるのでお薦めである。また、今回読まない他の章にも、重要な情報が詰まっている。ヨーガ文献の着実な研究成果を吸収する作業となる。言うまでもないが、サンスクリット語が背景にあるので、それについては対応する日本語(あるいは漢訳)が既に存在している場合もある。つまり、サンスクリット語→英語→日本語という作業のみならず、サンスクリット語→日本語(漢訳)という場合もあるので、それについても解説することになる。毎回最後10分ほどを取って,感想・質問などの提出を課す.毎回の提出物は必須である.白紙回答は欠席とみなす.4回以上の欠席は不可とする.15回終了後、試験期間に最終試験を行う.最終試験のペーパー試験100点満点(持ち込み不可・記述式・授業内容の理解度を測るもの)で成績を出す.出席点はない.平常点もない.試験のみで判断する.ただし上記のように,4回以上の欠席者は,試験を受ける資格を喪失する.

(This course will focus on a close examination of the latter half (specifically from Chapter 5 onward) of Roots of Yoga, translated and edited with an introduction by James Mallinson and Mark Singleton, published by Penguin Classics. The class will proceed in a lecture format, with students primarily listening to explanations. However, given the specialized nature of the topic students will likely encounter many unfamiliar technical terms. Therefore, both preparation and review will be necessary to keep up with the course. This is not a class intended for a rapid overview; progress will be slow and deliberate. It is designed for those who wish to gain an in-depth understanding of yoga.)
キーワード : ヨーガ
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : サンスクリット語の知識を前提とはしない.
特記事項 本科目は宗教文化士受験認定科目です(http://www.cerc.jp/)
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
人文学全般の多様な専門分野の基礎知識を身につけ、人文学固有の思考や方法を説明できる。
文献中に出てくる概念を正確に理解しており,それを自身の言葉で説明できる. 文献中に出てくる概念を十分に理解している. 文献中に出てくる概念が文脈に即して理解できる. 一個一個の概念について,更なる理解が必要.
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
作者の主張を正確に理解し,それを自身の言葉で説明できる. 作者の主張を十分に理解している. 作者の意図を文脈に即して理解している. 作者の意図を理解していない.
U_B-3a [哲学コース固有の課題]
過去の思想やその表現に対する批判的考察を通じて、人間存在を深く理解し、それを説明できる。
文献の成立背景を踏まえて,古典の論理を正確に理解し,また,それを自身の言葉で説明できる. 古典の論理を正確に理解している. 論理を文脈に即して理解できている. 論理展開を十分に理解していない.
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 こちらで用意した資料を共に読み進めながら、適宜、片岡が解説する。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : moodleで配布する
参考書 :
授業資料 : 必要となる資料については各回毎に片岡が用意した資料を配付する.

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 Introduction
2 The Yogic Body1
3 The Yogic Body2
4 Mantra1
5 Mantra2
6 Withdrawal, Fixation and Meditation1
7 Withdrawal, Fixation and Meditation2

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_B-3a
[哲学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 最終試験のみで評価する。ただし4回以上の欠席は無条件に不可とする。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 対面オンリーの予定。毎回,授業終わりに,感想質問などの「課題」という名前のペーパーを提出してもらう.これが無い場合は欠席と勘定する.白紙提出も欠席と同様と看做す。授業に沿った学習内容の確認を主眼とするものである。
学習相談 学習相談 : kkataoka[at]lit.kyushu-u.ac.jpにメールのこと.

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)