授業の概要 |
本演習では文化人類学的調査法であるフィールドワーク、参与観察、特にライフヒストリーについて教えます。授業は対面の予定です。Moodleでの授業登録後、オンラインのアドレスはMoodleに掲示しますが、以降は文化人類学演習のSlackで共有しますので、登録し損ねた方は講師のメールまでご連絡ください。
(In this seminar, you can learn how to start fieldworking, participarory observation, and interview. We will use an application;slack. So please contact us, if you want to take part in. )
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キーワード : ライフヒストリー、ライフストーリー、生活史
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履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
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特記事項 |
この科目では調査から報告書返還までを一貫して学習してもらいたいので、留学等の特別な事情が無い限りはその1科目だけを履修するようなことは避けていただきたいと思います。
遠隔/対面 |
Moodle 情報 |
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対面授業 |
https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/user/view.php?id=5413&course=55669 |
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リアルタイム-オンライン授業 |
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ハイブリッド授業(対面+オンライン) |
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オンデマンド型授業 |
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課題提出型授業 |
教職 :
資格 :
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到達目標 |
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かなり優れている |
優れている |
及第である |
一層の努力が必要 |
U_A-1 [主体的な学び] 文化人類学演習では、調査の準備と報告書への表現の整え方を教えますが、フィールドワークは各自でやるため主体的な学びの姿勢を身につけます。 |
6人以上の知り合いに簡単な参与観察を行う。 |
6人以上の知り合いに簡単なインタビューを行う |
6人ほどの知り合いに簡単なインタビューを行う |
6人に満たない |
U_B-3d [人間科学コース固有の課題] 相手は生きて、生活している人間です。ですので、最低限の倫理とマナーを身につける必要があります。 |
生きている人へのアプローチができ、日常生活での付き合いもできる |
生きている人へのアプローチができ、フォローアップもできる |
生きている人へのアプローチができる |
生きている人へのアプローチが凸凹になる |
U_C-1-2 [研究手法] 観察、聞書き、参与観察にはそれぞれのメリットとデメリットがあるので自覚的に使うことを学びます。 |
文献研究、参与観察、インタビューを身につけ、調査後の注釈、文献での裏付けができ、図や表も完備できる |
文献研究、参与観察、インタビューを身につけ、調査後の注釈、文献での裏付けができる |
文献研究、参与観察、インタビューを身につける |
文献研究、参与観察、インタビューの違いが判る |
U_D [他者を尊重する公平な姿勢] 学生の成長のために、生活者を「使う」という姿勢ではフィールドに出せません。入り口は研究であっても、出口は人間関係になるということを身につけます。 |
フィールドの方と一緒に高めあいながら公平な姿勢で接することができる |
フィールドの方から学びながら公平な姿勢で接することができる |
公平な姿勢で接することができる |
公平な姿勢を時折忘れる |
U_A-2 [協働] 現地と同級生と教員と、3つの人間たちとの協働を必要とします。 |
同級生と教えあい、高めあい、現地の方とも協働できる |
同級生と教えあい、高めあう |
同級生と教えあう |
自分だけの作業に閉じこもる |
U_C-2-2 [独創性] 上述のことを満たしたうえで、独創的で型破りなものを身につけてほしいと思います。 |
ライフヒストリーが独創的に展開する |
ライフヒストリーが柔軟にまとめられる |
ライフヒストリーを機械的にまとめられる |
ライフヒストリーがぎくしゃくする |
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
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授業方法 |
授業形態(項目) |
授業形態(内容) |
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講義 |
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外国語演習 |
● |
原典資料演習 |
● |
実習/フィールド調査 |
● |
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習) |
● |
学生のプレゼンテーション |
● |
Moodle の使用 |
● |
学外実習 |
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野外実習 |
テキスト :
参考書 :
授業資料 :
授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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進度・内容・行動目標等 |
講義 |
演習・その他 |
授業時間外学習 |
1 |
文化人類学の紹介 |
○ |
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2 |
先行研究を探す |
○ |
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3 |
現地の資料を探す |
○ |
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4 |
参与観察の準備 |
○ |
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5 |
フィールドノート1(日記と観察) |
○ |
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30分 |
6 |
フィールドノート2(相互インタビュー) |
○ |
|
30分 |
7 |
質問の準備と七つ道具 |
○ |
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8 |
インタビュー1 |
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60分 |
9 |
インタビュー2 |
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60分 |
10 |
インタビュー3 |
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60分 |
11 |
インタビュー4 |
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60分 |
12 |
インタビュー5 |
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60分 |
13 |
インタビュー6 |
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60分 |
14 |
KJ法 |
○ |
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15 |
ふりかえり |
○ |
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成績評価 |
観点→ 成績評価方法 ↓ |
U_A-1 [主体的な学び] |
U_B-3d [人間科学コース固有の課題] |
U_C-1-2 [研究手法] |
U_D [他者を尊重する公平な姿勢] |
U_A-2 [協働] |
U_C-2-2 [独創性] |
備考(欠格条件、割合等) |
プレゼンテーション |
◎ |
○ |
◎ |
○ |
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授業への貢献度 |
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○ |
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○ |
◎ |
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レポート |
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◎ |
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GPA評価
A |
B |
C |
D |
F |
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 |
授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 |
授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 |
授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 |
授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。 |
成績評価基準に関わる補足事項 :
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学習相談 |
学習相談 : 水曜日12時〜13時。kyushu.comparative.religion@gmail.com
授業以外での学習に当たって :
合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
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