文学部 人文学科 文学コース 英語学・英文学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 2年生、3年生、4年生 対象学部等: |
English Literature (Seminar II)
|
科目ナンバリングコード: LET-HUM2573J 講義コード: 2024 前期 毎週 金曜4限 伊都イーストゾーン B208(30) 教室 E/J科目 (日本語, English) |
授業の概要 |
この授業ではイギリスの小説家Oscar Wilde(1851-1900)の The Picture of Dorian Gray (1891)を研究する。自己実現を究極の目標としながら、外部に操られ、自由を奪われている主人公の逆説的なあり方などを見て行く。 【作品の梗概】若い画家バジルはある夜会で知り合った美貌の青年ドリアン・グレイから芸術上で強い影響を受け、やがて彼の等身大の全身の肖像を制作する。それが完成しかけたある日、モデルを務めに来たドリアンは、そこに居合わせたバジルの友人ヘンリー卿から彼自身の美貌の素晴らしさと快楽の追求を説かれる。それに強い影響を受けたドリアンは、完成した肖像を前にして自分が若さを保ち肖像が罪の痕跡と老いの衰えを負えばよいのにと願う。超自然的なことに、その願いはやがて実現したことが分かる。ドリアンは彼の罪を映し出す肖像の変化を良心への戒めとしようとするのだが・・・。 【評価方法】:学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。 (We will studyOscar Wilde's The Picture of Dorian Gray, focusing on about 15 pages of the novel every week, and thus reading through the entire novel by the end of the semester.) (We will study Oscar Wilde's The Picture of Dorian Gray, focusing on about 15 pages of the novel every week, and thus reading through the entire novel by the end of the semester.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : English Novel, Oscar Wilde, The Picture of Dorian Gray | |||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 教職(英語) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : Oscar Wilde, The Picture of Dorian Gray, Penguin Classics 参考書 : 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
| ||||||||||||||||||||||||||||||||
成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 毎回の範囲を家で読んでくること。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |