文学部 人文学科 文学コース
国語学・国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
国語学講義 VIII
Japanese Linguistics (Lecture VIII)
講義題目  現代日本語文法と日本語教育
学習院大学文学部 教授 前田 直子
科目ナンバリングコード: LET-HUM4511J
講義コード:
2024 前期
集中
伊都イーストゾーン A(30) 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/7/6 (16:42)
授業の概要 次の3点について学びます。
(1)現代日本語文法の基礎的な概念を見直す
(2)授受表現について、外国人に日本語を教えるという日本語教育の立場から検討する
(3)条件表現について、外国人に日本語を教えるという日本語教育の立場から検討する

(The following three points will be covered in this lecture course .
(1) Reviewing the basic concepts of modern Japanese grammar
(2) Examining giving and receiving expressions from the perspective of teaching Japanese to foreigners
(3) Examining conditional expressions from the perspective of teaching Japanese to foreigners)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 集中講義 開講期間
7月22日(月) 1限〜4限
7月23日(火) 1限〜4限
7月24日(水) 1限〜4限
7月25日(木) 1限〜3限
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-2 [協働]
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
それぞれの専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法、研究手法を獲得し、知識を有機的に総合し、論文を作成することができる。
U_C-1-3 [表現力]
学問的な討論の場で、他者の意見を理解するとともに、自分の意見を明確に表現し、有効なコミュニケーションを取ることができる。
学問的な討論の場で、他者の意見を理解するとともに、自分の意見を明確に表現し、有効なコミュニケーションを取ることができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態ですが,学生との問答・学生同士の議論を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : スライド資料(電子媒体)
映像・音声資料
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 現代日本語文法の基礎(1)イントロダクション・本講義の目標
2 現代日本語文法の基礎(2)品詞論
3 現代日本語文法の基礎(3)形態論
4 現代日本語文法の基礎(4)文法カテゴリー
5 現代日本語文法の基礎(5)日本語の授受表現
6 現代日本語文法の基礎(6)「依頼」と「勧め」
7 現代日本語文法の基礎(7)言語習得からみた文法
8 現代日本語文法の基礎(8)現代日本語の文法的特徴
9 授受表現をめぐって(1)授受補助動詞用法の問題
10 授受表現をめぐって(2)初級日本語教科書の授受表現
11 条件表現をめぐって(1)現代日本語の条件表現
12 条件表現をめぐって(2)初級日本語教科書の条件表現
13 モダリティ表現と文体(1)問題の所在
14 モダリティ表現と文体(2)初級日本語教科書のモダリティ表現と文体
15 本講義のまとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-2
[協働]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-1-2
[研究手法]
U_C-1-3
[表現力]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
レポート
出席 3分の1以上の欠席で受験資格を失います

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)