文学部 人文学科 哲学コース 中国哲学史 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Religions in East Asia (Lecture VII)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM3241J 講義コード: 2024 前期 毎週 木曜3限 伊都イーストゾーン 教室 M/J科目 (日本語, 古典漢文) |
授業の概要 |
「儒教とは何か」と問われた時、あなたはどんな答えを思い浮かべるだろうか。儒教は漢代以降の2000年以上にわたって中国の歴代王朝を支え続けたのみならず、東アジア全域に影響を及ぼした巨大な思想であり、日本でも儒教は人々に近しいものであった。たとえば倫理道徳観念、先祖供養といった日常に密着したものが多々ある。したがって儒教は学問であると同時に実践的な一面をも持っている。意外かも知れないが、漢代には「儒教」という語は存在しない。「儒教」という語が登場したのは5、6世紀に仏教、道教と併称される文脈の中だとされる。 本講義は、中国古代中世における儒教の歴史的展開に即し、独自の観点によって選んだテーマから、中国哲学、アジア宗教思想を読み解くものである。春秋時代末期の孔子をはじめとする儒家、儒家と対立・調和する道家、墨家、法家、陰陽家等の諸子の思想・経典、漢代の武帝や董仲舒等の儒教「国教化」のキーパーソン、さらには唐代に至るまでの儒教にまつわる諸事象を中心として取り上げ、多種多様な思想・観念が流入して複雑に絡み合っている儒教の特質を考察する。中国哲学の本質を解く鍵の一つは間違いなくここにある。 この授業は、オンデマンド型です。 授業の動画のURLなどは、すべてmoodleに記します。 moodleでこの授業のコース「2024年度前期・木3・アジア宗教思想講義Z」を、コース登録してください。 (This lecture course focuses on Confucianism in order to provide an overview of the basic perspectives and concepts of human existence in pre-modern Chinese philosophy.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 儒教 儒家 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 動画 参考書 : 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 随時(要Moodleによる予約) 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |