文学部 人文学科 哲学コース 倫理学 専門分野 専門分野科目 (単位数 1) 選択科目 対象学年: 2〜3年生 対象学部等: 倫理学専攻の学生に限る。 |
Contemporary Ethical Thoughts (Lecture II)A
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科目ナンバリングコード: LET-HUM2182J 講義コード: 2024 春クォータ 毎週 火曜4限 伊都イーストゾーン A101 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
私達が日常的に表明している、あるいは明確にであれボンヤリとであれ考えている道徳的見解を考察していくうちに、根本的な問題は我々の用いている言葉や概念の理解にある、ということに行きつきます。これは驚くべきことのように思われるかもしれません。人生を悲観した人が自殺をしていいか?という問題に対して、言葉がどう関係しているというのでしょうか?しかし、「善い」とか「正しい」とか、「真実である」等といった言葉の理解は、実は倫理的問題を考えるための重要な部分であり、それなしではいかなる具体的問題も完全に解明されることはありません。 このように倫理に関する概念を明確にしていく学をメタ倫理学といいます。この講義では、メタ倫理学が倫理的問題の解明にとって本質的な部分であることを理解してもらうこと、更に、メタ倫理学の考え方にはどのようなものがあるかを知ってもらうことを目標とします。さらにそれらの考えを参考にして、倫理的問題の「答えを教えてもらう」のではなく、主体的に考え答えを見つけ出して行くコツを身に着けていって欲しいと思います。 特に、倫理学を専門に学ぼうという人は、倫理学研究において必須となる基本概念と基本的理論について解説しますので、入門的授業として、一通り聴いていただけたらと思います。 。春夏クォーターの連続講義です。どちらか一方だけ履修しても単位にはならないので注意すること。 (Metaethics is the attempt to understand what ethical claims mean, and what kind of of reasoning or evidence justify ethical claims. This course provides an overview of the main arguments and themes in the field of metaethics. ) | |||||||||||||||||||||||||||
キーワード : | ||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 倫理学専攻の学生に限る 履修に必要な知識・能力 : | ||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 教職(社会)(公民) 資格 : | |||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | |||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 参考書 : 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | |||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |