人文科学府 人文基礎専攻 哲学・倫理学 分野
倫理学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本倫理学研究 IV
Japanese Ethics (Seminar IV)
講義題目  近代日本哲学における無の思想
福岡大学人文学部教授 竹花 洋佑
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2026 後期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン A-103 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2026/9/27 (22:41)
授業の概要  この授業は無という概念の哲学的意味およびその可能性について、演習プラス講義形式で扱います。無あるいはそれに類する概念は古今東西様々に語られてきましたが、ここでは問題の焦点を近代日本哲学に絞ります。西田幾多郎や田辺元、あるいは和辻哲郎や九鬼周造、さらには西谷啓治や上田閑照などは、絶対無や虚無、あるいは空といった概念を哲学の根幹に据えますが、これらの哲学的意味とその可能性を、彼らが影響を受けた西洋哲学との関係で探ります。受講者には最低一回、近代西洋哲学あるいは西洋哲学の無の概念についての簡単な報告を行なっていただき、それについて簡単な講義をした上で、ディスカッションを行います。初回の授業で担当決めを行います。

( This course explores the philosophical meaning and potential of the concept of nothingness through a combination of seminar-style discussion and lectures. Although nothingness and related concepts have been discussed in various ways across different philosophical traditions, both Eastern and Western, this course will focus specifically on modern Japanese philosophy. Philosophers such as Nishida Kitarō, Tanabe Hajime, Watsuji Tetsurō, Kuki Shūzō, Nishitani Keiji, and Ueda Shizuteru place concepts such as absolute nothingness, nihilism, and emptiness at the heart of their philosophical thought. We will examine the philosophical significance and possibilities of these concepts in relation to the Western philosophical traditions that influenced them. Each student will be required to give at least one brief presentation on the concept of nothingness in modern Western philosophy or Western philosophy more broadly. The presentation will be followed by a short lecture by the instructor and a class discussion. Presentation topics and assignments will be decided during the first class.)
キーワード : 絶対無、絶対媒介、空、虚無、ニヒリズム、西田幾多郎、田辺元
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
● 対面授業 Moodleを用いてテキスト等の資料やレジュメを共有します。
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_A-2 [修士:専修分野の知識と理解]
当該分野における研究史と方法論を説明できる。
近代日本哲学および西洋哲学における無の概念の意味を深く理解し、それを自らの哲学的問いと関連付けて理解することができる。 近代日本哲学および西洋哲学における無の概念の意味を深く理解することができる。 近代日本哲学および西洋哲学における無の概念の意味を一定程度理解することができる。 近代日本哲学および西洋哲学における無の概念の意味を理解できない。
G_B-1-1a [修士:資料の蒐集・分析能力]
人文基礎の領域に関する文献や一次資料、調査データを蒐集し、各分野の専門的な方法論にもとづいて整理・分析することができる。
近代日本哲学および西洋哲学のテキストを正確に読解することができる。 近代日本哲学および西洋哲学のテキストを読解することができる。 近代日本哲学および西洋哲学のテキストを一定程度読解することができる。 近代日本哲学および西洋哲学のテキストを読解することができない。
G_B-1-2a [修士:文献の読解力]
過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつ批判的に考察することができる。
ディスカッションの際に、自らの見解を他人の見解との関係で的確に表現することができる。 ディスカッションの際に、自らの見解を的確に表現することができる。 ディスカッションの際に、自らの見解を表現することができる。 ディスカッションの際に、自らの見解を表現することが十分にできない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
● 講義 テキストの内容について教員から最低限の説明をした上で、担当者にテキスト内容を簡単に発表してもらい、それに基づいてディスカッションを行います。
外国語演習
● 原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
● 学生のプレゼンテーション
● Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 : 必要な資料はすべてMoodleを通して配布する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション 発表の担当決め ○ 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
2 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
3 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
4 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
5 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
6 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
7 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
8 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
9 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
10 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
11 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
12 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
13 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
14 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。
15 担当者による発表、解説、及びディスカッション 演習 授業内で指示をしたテキストを熟読する。

成績評価
観点→
成績評価方法
↓
G_A-2
[修士:専修分野の知識と理解]
G_B-1-1a
[修士:資料の蒐集・分析能力]
G_B-1-2a
[修士:文献の読解力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート ◎ ◎ ○ 40%
プレゼンテーション ○ ◎ ◎ 30%
授業への貢献度 ○ ○ ◎ 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 「授業への貢献度」は、授業時のディスカッションでの積極性及び意見表明の的確さで評価する。
学習相談 学習相談 : まずは以下のアドレスに連絡してください。
takehana@fukuoka-u.ac.jp

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)