人文科学府 人文基礎専攻 哲学・倫理学 分野
倫理学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本倫理学研究 IV
Japanese Ethics (Seminar IV)
講義題目  田辺と西田の宗教哲学
福岡大学人文学部教授 竹花 洋佑
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2026 後期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン A-103 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2026/7/6 (12:46)
授業の概要  後期田辺哲学の出発点を形成した『懺悔道としての哲学』を、西田の最晩年の宗教哲学のテキスト「場所的論理と宗教的世界観」と重ね合わせながら読んでいきます。戦後に出版された田辺のテキストを終戦直前に死去した西田は読むことはできませんでしたが、『懺悔道』のもととなった講演の情報を知り、西田が弟子に不満を漏らしています。にもかかわらず、この二つの立場は親鸞の思想への共鳴を地盤としています。その点に特に着目しながら、両者の宗教哲学の意味を探っていきます。また、田辺の最晩年の「死の哲学」をも念頭に置き、両哲学における死の問題についても迫っていきたいと考えています。テキストについての解説を行なった上で、毎回担当者にテキストの内容を簡単に報告してもらい、それに基づいてディスカッションを行います。

(In this course, we will read Philosophy as Metanoetics, which formed the starting point of Tanabe’s later philosophy, alongside Nishida’s late text on the philosophy of religion, “The Logic of Place and the Religious Worldview.”)
キーワード : 田辺元、西田幾多郎、懺悔道、絶対矛盾的自己同一、親鸞、死の哲学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 Moodleを用いてテキスト等の資料やレジュメを共有します。
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_A-2 [修士:専修分野の知識と理解]
過去の思想やその表現に対する批判的考察を通じて、人間存在を深く理解し、それを説明できる。
田辺元と西田幾多郎の哲学的問いの意味を深く理解し、それを自らの哲学的問いと関連付けて理解することができる。 田辺元と西田幾多郎の哲学的問いの意味を深く理解することができる。 田辺元と西田幾多郎の哲学的問いの意味を一定程度理解することができる。 田辺元と西田幾多郎の哲学的問いの意味を理解できない。
G_B-1-2a [修士:文献の読解力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
田辺元と西田幾多郎のテキストを正確に読解することができる。 田辺元と西田幾多郎のテキストを読解することができる。 田辺元と西田幾多郎のテキストを一定程度読解することができる。 田辺元と西田幾多郎のテキストを読解することができない。
G_B-1-4 [修士:表現力]
学問的な討論の場で、他者の意見を理解するとともに、自分の意見を明確に表現し、有効なコミュニケーションを取ることができる。
ディスカッションの際に、自らの見解を他人の見解との関係で的確に表現することができる。 ディスカッションの際に、自らの見解を的確に表現することができる。 ディスカッションの際に、自らの見解を表現することができる。 ディスカッションの際に、自らの見解を表現することが十分にできない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 テキストの内容について教員から最低限の説明をした上で、担当者にテキスト内容を簡単に発表してもらい、それに基づいてディスカッションを行います。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 田辺元のテキストについてはPDFを配布いたします。西田幾多郎については以下のテキストを購入して下さい。
『西田幾多郎哲学論集 III』上田閑照編、岩波文庫、1989年(ISBN 978-4003312469)
参考書 : 上記の教科書以外の参考文献は授業中適宜指示する。
授業資料 : 教科書以外に必要な資料はすべてMoodleを通して配布する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
2 『懺悔道としての哲学』の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
3 『懺悔道としての哲学』の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
4 『懺悔道としての哲学』の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
5 「場所的論理と宗教的世界観」の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
6 「場所的論理と宗教的世界観」の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
7 「場所的論理と宗教的世界観」の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
8 『懺悔道としての哲学』の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
9 『懺悔道としての哲学』の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
10 『懺悔道としての哲学』の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
11 「場所的論理と宗教的世界観」の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
12 「場所的論理と宗教的世界観」の講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
13 田辺元「死の哲学」関連のテキストの講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
14 田辺元「死の哲学」関連のテキストの講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。
15 田辺元「死の哲学」関連のテキストの講読 演習 授業内で指示をした教科書あるいは配布テキストを熟読する。

成績評価
観点→
成績評価方法
G_A-2
[修士:専修分野の知識と理解]
G_B-1-2a
[修士:文献の読解力]
G_B-1-4
[修士:表現力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 40%
プレゼンテーション 30%
授業への貢献度 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 「授業への貢献度」は、授業時のディスカッションでの積極性及び意見表明の的確さで評価する。
学習相談 学習相談 : まずは以下のアドレスに連絡してください。
takehana@fukuoka-u.ac.jp

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)