人文科学府 人文基礎専攻 哲学・倫理学 分野
哲学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
哲学の諸問題・特論 III
Problems of Philosophy (Specialized Lecture III)
講義題目  記述的形而上学と改訂的形而上学(1)
教授 倉田 剛
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2026 前期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン E-110 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2026/3/10 (12:58)
授業の概要 分析哲学における形而上学(「分析形而上学」)では、P. F. ストローソンに倣って、「記述的形而上学」(descriptive metaphysics)と「改訂的形而上学」(revisionary metaphysics)の区別がなされることが多い。大雑把に言えば、前者は、私たちの日常的な直観や概念的枠組み、自然言語の中に探究されるべき存在論が反映されていると説くのに対し、後者はそうした考え方を否定し、「よりよい存在論」(better ontology)は私たちの日常的実践・判断・言語等の中に見出すことはできないと説く立場である。現代の諸議論においては、自然諸科学との相性がよいとされる後者の改訂的形而上学がより多くの支持を集めているように見える。だが、この講義では、むしろ前者の記述的形而上学の基本的アイディアと可能性(および問題点)について様々な観点から再考することにしたい。

(In this lecture in the first semester, we will devote much time to mastering elementary logic, but we will discuss philosophically important topics slowly along with related logical concepts.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_A-2 [修士:専修分野の知識と理解]
当該分野における研究史と方法論を説明できる。
分析形而上学に関する基礎知識、それらの領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを批判的に検討することができる。 分析形而上学に関する基礎知識、それらの領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを自らの言葉で説明できる。 分析形而上学に関する基礎知識、それらの領域に固有の問題設定や研究手法を理解することができる。 分析形而上学に関する基礎知識、それらの領域に固有の問題設定や研究手法を理解することが困難である。
G_B-2-1 [修士:知識・理解の深化と統合]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得し、高度に専門的な知識を有機的に総合できる。
哲学者たちの思想やその表現に対する批判的考察を通じて、人間と世界を深く理解し、それを自らの言葉で説明できる。 哲学者たちの思想やその表現を通じて、人間と世界に関する理解を深めることができ、それを説明できる。 哲学者たちの思想やその表現を通じて、人間と世界に関する理解を深めることができる。 哲学者たちの思想やその表現を通じて、人間と世界に関する理解を深めることが困難である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 講義形式だが受講者とともにディスカッション等も行いたい。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : とくになし。
参考書 : 適宜指定する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション(1)
2 イントロダクション(2)
3 社会存在論と記述的形而上学(1)
4 社会存在論と記述的形而上学(2)
5 社会存在論と記述的形而上学(3)
6 分析美学と記述的形而上学(1)
7 分析美学と記述的形而上学(2)
8 分析美学と記述的形而上学(3)
9 自然言語存在論(1)
10 自然言語存在論(2)
11 自然言語存在論(3)
12 自然言語存在論(4)
13 自然言語存在論(5)
14 自然言語存在論(6)
15 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
G_A-2
[修士:専修分野の知識と理解]
G_B-2-1
[修士:知識・理解の深化と統合]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受け付けているが、事前にアポイントメントを取ることが望ましい。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について : 遠慮なくご相談下さい。
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)