文学部 人文学科

人文学科共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
ジャーナリズム論 I
Lectures on Journalism I
講義題目 
朝日新聞西部本社 代表補佐 高嶋健
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2026 後期
毎週 木曜3限
伊都イーストゾーン B112 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2026/9/18 (18:37)
授業の概要  インターネット・SNSといったコミュニケーションツールの発達でさまざまな情報が氾濫する中で、新聞を中心とする伝統的なジャーナリズムは、いまどういった状況にあるのか。AI(人工知能)の急速な普及は報道に関わるメディアにどんな影響を与えているのか。

 様々な部署で取材・執筆を重ねてきた朝日新聞の記者が、それぞれの視点でジャーナリズムの役割と機能、マスコミのあり方について、最新の動きを交えて解説する。デジタルや放送での報道と情報の伝え方も示すことで、それぞれのメディアの特徴を浮き彫りにしていく。

授業を通じて、日々のニュースを読み解いていく文法を習得する。
新聞・テレビの第一線で活躍している著名講師陣による講義です。振るってご受講ください!

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キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ・各回、授業の最後に質問を受け付けるとともに、出席要件となる「授業の感想」でも質問を受け付ける。各回の講師に回答を依頼し、次週の授業までには質問者に回答し、受講者全体にも「質問と回答」を共有し、より深い学びにつなげる。

・大学院生のTA1名を配置し、出欠管理などを依頼する。
遠隔/対面 Moodle 情報
● 対面授業 https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=74022
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
「ジャーナリズム」という言葉の意味を踏まえたうえで、新聞のニュースや解説に使われている言葉の選択を見極め、妥当性の評価を下せる
「ジャーナリズム」という言葉の意味を踏まえたうえで、新聞のニュースや解説に使われている言葉の選択を見極め、妥当性の評価を下せる 新聞のニュースや解説に使われている言葉の選択を見極め、理解できる 新聞のニュース解説が理解できる 新聞のニュース内容が理解できる
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
世界の諸問題について正確な知識を持ち、事態の推移を把握しながら、それぞれの立場を踏まえて改善策を考えることができる
世界の諸問題について正確な知識を持ち、事態の推移を把握しながら、それぞれの立場を踏まえて改善策を考えることができる 世界の諸問題について正確な知識を持ち、事態の推移を把握しながら自分なりの改善策を考えることができる 世界の諸問題について、基本的知識に基づいて事態の推移を把握している 世界の諸問題について、基本的な知識を持っている
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
様々な立場の意見を知識に基づいた客観的な視点で分析し、社会全体の視座の中に位置づけ、なおかつ自分の意見を持つことができる
様々な立場の意見を知識に基づいた客観的な視点で分析し、社会全体の視座の中に位置づけ、なおかつ自分の意見を持つことができる 様々な立場の意見を知識に基づいた客観的な視点で分析し、意見を持つことができる様々なメディアで語られている意見を自分に投影し、意見を持つことができる 様々なメディアで語られている意見を知っている 様々なメディアで語られている意見を知っている
U_C-2-1 [知識・理解の深化と統合]
社会的に話題になっている事象について、普遍性や歴史的な視点で考察し、社会の教訓として知見を深めることができる
社会的に話題になっている事象について、普遍性や歴史的な視点で考察し、社会の教訓として知見を深めることができる 社会的に話題になっている事象について複数の視点で考察し、知識として身につけることができる 社会的に話題になっている事象に興味を持ち、常に自分の立場にと投影して考える 社会的に話題になっている事象はひととおり知っている
U_C-2-2 [独創性]
様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持ち、弱者(生活者)の視点に立ちながら社会構造の問題点を認識し、改善策を意識しながら行動するモチベーションを持つ
様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持ち、弱者(生活者)の視点に立ちながら社会構造の問題点を認識し、改善策を意識しながら行動するモチベーションを持つ 様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持ち、常に弱者(生活者)の視点に立って行動するモチベーションを持てる 様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持ち、自分に何ができるか考える 様様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持てる
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
● 講義 ・新聞、テレビ等ジャーナリズムの現場で活躍する講師を招き、自身の体験や仕事内容からジャーナリズムのいまを語るとともに、学生との意見交換を通じて関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。各回、必要に応じてパワーポイントなどを使います。
各回の講師から提供された資料は、なるべく講義前日までにMoodleで配布します。
参考書 : 毎日の新聞(朝日新聞に限らず)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 松本江里加 西部報道センター記者=10月1日担当
【講義テーマ】「法廷のリアル〜裁判をどう報じるか」
【略歴】2016年入社。京都総局と千葉総局で事件事故、行政、高校野球を担当。2020年から西部報道センターで事件事故を担当。2年間の産休・育休を経て文化や吹奏楽を担当した後、2025年4月から司法担当。
【講師経験】
2017年に京都市内の大学で若手記者の仕事や市議の政務活動費の調査報道について講演
【現在の担当分野】司法担当
○
2 外尾 誠 大分総局長=10月8日担当
【講義テーマ】「水俣病70年、まだ終わっていないの?」
【略歴】1971年、長崎市生まれ。1999年に入社し、鹿児島や熊本、東京、福岡などで勤務し、2026年9月から現職。水俣病公式確認50年(2006年)から水俣取材に関わり、確認70年(2026年)の年間企画のデスクを担当中。
著書に「「患者さんが教えてくれた 水俣病と原田正純先生」(フレーベル館)
共著に『対話集 原田正純の遺言』(岩波書店)、「奄美の自然入門」(南方新社)。
【講師経験】
九州大学「ジャーナリズム論」や読者向け講演会など多数
【現在の担当分野】
大分発信のニュース報道の取りまとめ役。水俣病取材も継続中
○
3 浅野 孝仁=九州朝日放送株式会社報道制作局報道情報センター=10月15日担当
【講義テーマ】テレビ・新聞で働いて感じたマスコミの本当のハナシ
【略歴】全国紙(毎日新聞)記者11年、KBC記者2年・アサデス2年
【講師経験】なし
【現在の担当分野】
今年7月までは「アサデス」ディレクター、8月からは報道記者(行政・経済)担当
○
4 加勢 健一 東京本社校閲センター長代理=10月22日担当
【講義タイトル】「ことばと校閲」
【略歴】2003年、校閲専門記者として入社。途中、盛岡総局で取材記者を務めたほか、東京と大阪の選
挙事務局にも専従。2015年に校閲センター次長、2026年に校閲センター長代理。朝日新聞デジタルで
日々、ことばと校閲をめぐる「つぶやき」を継続中。
【講師経験】社外はなし(社内講師経験はあり)
【現在の担当分野】校閲センターの組織運営。「ことばと校閲」に関するコンテンツの発信や、記者イベントの開催なども担当。
○
5 東山 正宜 編集委員=10月29日担当
【講義タイトル】埋もれている事実を掘り起こす 〜データジャーナリズムの最前線〜
【略歴】1975年、香川県生まれ。名古屋大学素粒子宇宙物理学修士。2001年、朝日新聞社入社。水戸、新潟両総局を経て、科学医療部で若田光一飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を取材。小惑星探査機「はやぶさ」の帰還をオーストラリアで撮影し、東京写真記者協会特別賞。2013〜14年には西部報道センターで川内原発の再稼働を取材し、原子力規制庁キャップ、デジタル企画報道部データジャーナリズム担当デスクを経て現職。YouTube「朝日新聞宇宙部」管理人
【講師経験】大学や科学館などで講演多数
【現在の担当分野】行政やSNSなどの公開されているデータを独自に分析して、埋もれているデータを掘り起こすデータジャーナリズムを担当。ライフワークとして宇宙・天文も取材
○
6 岩尾 真宏 DEEP POLITICS副編集長=11月12日担当
【講義テーマ】政治をどう伝えるか〜1次情報の重み
【略歴】鹿児島出身。1994年に西南学院大入学。99年に毎日新聞に入社し、神戸支局や大阪社会部などで事件取材を中心に担当。2005年に朝日新聞へ。政治部で菅義偉・元首相や石破茂・元首相などの担当記者を務めたほか、名古屋報道センター長代理などを歴任。26年4月から現職。
【講師経験】名古屋大、南山大、名古屋市立大、豊田市役所などで講演
【現在の担当分野】政治・政策に特化した新メディア「DEEP POLITICS」の副編集長を務めています。記者会見など政治家を中心に、言葉を追いかけています。
○
7 島崎周 東京本社社会部記者=11月19日担当
【講義テーマ】「子どもへの性暴力を取材して〜ジャニーズ問題などから考える〜」
【略歴】2014年入社。大津、鹿児島総局、西部報道センター(福岡)を経て、東京社会部。連載「子どもへ
の性暴力」取材班のメンバー。性暴力の被害者や加害者への取材のほか、性教育、旧ジャニーズ事務所の性加害問題、旧統一教会問題、犯罪被害者、受刑者への取材などに取り組む。(連載「性教育を問
う」「性を学ぶとは(GLOBE+)」「『立ち直り』を考える」「『神の子』と呼ばれて」など)
【講師経験】慶応義塾大学、国際NGO「プランインターナショナル」、鹿児島大学、ジャーナリスト学校での研修、朝日カルチャーセンター、日本学校保健学会など多数。
○
8 山道 健、飯山健太郎=株式会社KBC MoooV(KBC関連会社) 制作本部=12月3日担当
【講義テーマ】「結局熱量が全て」
【講師経験】 2人ともなし
【現在の担当分野】

<山道>高校生参加型バラエティー番組「高校生のじかん」番組制作/YouTubeやTikTokなどのSNS運用/生放送「アサデスGOLD」オン・エア・ディレクター業務
<飯山>「高校生のじかん」「のびしろ応援団」「DISCOVER北九州」「ゴックン食べある記」「銀シャリ橋本とむなかったんあらた 絶対に食べなければならないグルメがある」などの番組製作業務
○
9 有田哲文/東京本社文化部記者=12月10日担当
【講義テーマ】「こんなふうに文章を書いてきた」
【略歴】週刊女性セブン編集者を経て、1990年から朝日新聞記者。鹿児島支局、西部社会部(福岡)、政治部、経済部、欧州総局(ロンドン)などで取材。朝刊1面のコラム「天声人語」を6年半担当し、2022年から文化部記者。著書に「よりぬき天声人語 2016年〜2022年」(共著。朝日新聞出版、2023年)、「ユーロ連鎖危機」(朝日新聞出版、2011年)など。
【講師経験】大学や地域の講演会などで多数
【現在の担当分野】日曜付朝刊コラム「日曜に想う」など。
○
10 守真弓 東京本社文化部次長=12月17日担当
【講義テーマ】「K-POPなど韓流文化の取材現場から見えるもの」
【略歴】2004年に朝日新聞に入社。岐阜、仙台総局、政治部、シンガポール支局を経て、文化部。コロナ禍で1年半の韓国留学を終えて2022年秋に記者に復帰。
【講師経験】九州大学、西南学院大学
【現在の担当分社】記者として韓流をはじめとするアジアの文化や、日本の出版業界などについての記事などを執筆。
○
11 高橋純子 編集委員(オピニオン編集部)=12月24日担当
【講義テーマ】「政治を報道する」
【略歴】1993年入社。鹿児島などを経て、政治部デスクや論説委員を歴任。現在はオピニオン編集部編集委員。著書に「仕方ない帝国」(河出書房新社)。TBSの「サンデーモーニング」にパネリストとして出演
【講師経験】各地の大学や講座など多数
【現在の担当】朝日新聞朝刊のコラム「多事奏論」やオピニオン面などで政治をテーマに幅広く取材
○
12 吉岡 桂子 編集委員(本社コラムニスト)=1月7日担当
【講義テーマ】世界の中の日中関係 「現場からお伝えします」
【略歴】岡山・山陽放送(RSK)アナウンサーを経て、1989年から朝日新聞記者。和歌山支局、経済部で取材し、対外経済貿易大学(北京)で中国語研修後、上海(03〜04年)、北京(04〜07年、10〜13年)、バンコク(17〜20年)駐在。米戦略国際問題研究所(CSIS)、ブダペスト・コルビヌス大学でそれぞれ客員研究員。13年から編集委員。最近の記事に、コラム「日曜に想う」、GLOBE特集「パンダが見た世界」「関税」「路面電車で行こう!」、連載「中国語書店の新風」など。著書に「鉄道と愛国 中国・アジア3万キロを列車で旅して考えた」(岩波書店)「人民元の興亡」(小学館)「問答有用 中国改革派19人に聞く」(岩波書店)「愛国経済 中国の全球化(グローバリゼーション)」(朝日新聞出版)
【講師経験】各地の大学や講座など多数。早稲田大学非常勤講師(26年度〜)
【現在の担当】コラム「日曜に想う」ほか、中国やアジア、国際経済を軸に幅広く取材
○
13 関田 航 東京本社映像報道部記者=1月14日担当
【講義テーマ】写真・映像報道のいま
【略歴】2009年入社。東京写真センター(現・映像報道部)→福島総局→福岡報道センター→東京写真部→テレビ朝日映像取材部(研修派遣)→東京映像報道部。入社2年目の福島総局時代に東日本大震災を経験。福岡報道センターでは、沖縄米軍基地問題、九州北部豪雨などを取材した。テレビ朝日での報道カメラマン研修を経て、2022年、戦禍のウクライナの夏と冬を取材。
【講師経験】なし
【現在の担当分野】
皇室担当ですが、全分野取材します
○
14 杉浦 奈実 くらし科学医療部記者=1月21日担当
【講義テーマ】「南極から見る環境と科学報道」
【略歴】2015年入社。大津総局、佐賀総局、大阪科学医療部、熊本総局を経て東京くらし科学医療部。2026年2〜4月、南極地域観測隊に同行。 生きものや自然と、人とのつきあい方に興味がある。共著に「野生生物は『やさしさ』だけで守れるか?――命と向きあう現場から」(岩波ジュニア新書)。
【講師経験】2025年に専修大で生物多様性・外来種について講義
【現在の担当分野】文部科学省、AI・テック杉浦 奈美
○
15 高嶋 健 西部本社代表補佐=1月28日担当
【講義タイトル】「選挙報道 当落判定の舞台裏」
【略歴】京都での映画館勤務を経て1991年入社。九州各県の総局記者、佐世保支局長、長崎総局次長などを経て、東京本社選挙事務局長、大分総局長を歴任。2025年4月から現職
【講師経験】2016、2024年度に九州大学「ジャーナリズム論」に登壇。そのほか新聞読者向けの講演会講師や社内研修の講師など多数
【現在の担当分野】 西部本社代表補佐として、朝日新聞西部本社の地域戦略などを担当。
○

成績評価
観点→
成績評価方法
↓
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-2-1
[知識・理解の深化と統合]
U_C-2-2
[独創性]
備考(欠格条件、割合等)
レポート ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
出席 ◎ 出席はレポート提出の要件のみに使う(欠格条件)

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 欠席は全15回の講義中、5回まで認める(6回以上の欠席者は単位認定しない)
学習相談 学習相談 : 随時、対面やメールなどで高嶋に相談してください。

授業以外での学習に当たって : 義務ではありませんが、毎日の新聞、テレビのニュースになるべく目を通し、世の中の動きをつかむようにしてください

合理的配慮について : 全ての講義を録画し、後日視聴ができるようにします。
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)