文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
自己過程心理学演習(感情・人格心理学)

講義題目  自己過程心理学演習(感情・人格心理学)
准教授 古賀 聡
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2026 前期
毎週 木曜5限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2026/4/2 (11:49)
授業の概要 感情(情動)と人格(性格)は日常生活のなかで用いられる概念である。本講義ではこれらの概念を学術的にどのように取り扱うことができるのかについて考える。感情と人格の関連についてについても考察し、感情心理学や人格心理学の先行研究の知見にも触れながら論じる。また,これらの概念を日常生活の経験から切り離された抽象概念としてだけではなく、心理臨床的な概念として、どのように扱えばよいのかについても論ずる。
ロールプレイング(心理劇)やグループワークを取り入れながら体験的に学ぶ。

( Emotion and personality are concepts used in everyday life. In this lecture, we will discuss how these concepts can be treated as academic subjects and how we should consider the relationship between these two concepts, introducing the accumulation of previous research in affective and personality psychology. It also discusses how these can be treated not only as 'objects' detached from the learners themselves, but also as clinical concepts. )
キーワード : 感情、情動、人格、性格、ロールプレイング、心理劇、測定、ボディワーク
履修条件 : 心理学や臨床心理学の基礎知識を有していること グループディスカッションやロールプレイングなどの演習に積極的に参加すること
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ●演習科目であり、「ロールプレイング」、「グループワーク」、「グループディスカッション」を中心とした授業です。応用的、実践的な演習を行います。心理学入門を受講していると学びがスムーズだと思われます。

●ロールプレイングや、グループワーク、グループディスカッションを中心とした「演習」授業です。ロールプレイング、グループワーク等を中心とした演習のため、オンライン、オンデマンドでの代替はできません。

●初回〜第2回の授業では、正誤問題を用いて感情心理学、人格心理学に関する基礎知識を確認します。以降は、対面でのロールプレイングやボディワーク、グループディスカッションを実施します。
●教室の収容人数が少ないため、受講希望者は4月7日(火)17時までにMoodle「2026年度後期・木5・自己過程心理学演習(感情・人格心理学)(古賀 聡)」に自己登録してください。
●教室はA105教室で行います。演習内容で、総合臨床心理センター内のプレイルームで行うことがあります。初回4月9日(木)は、A105教室に来てください。
●本科目は公認心理師科目「感情・人格心理学」に該当する。公認心理師をめざしている3年生で当科目の履修が済んでいない学生は本年度に履修・修得することを推奨する。4年生で履修が済んでいない学生は本科目を履修・修得すること。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版)
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 心理学の理論や方法論にもとづいて感情に関する考察や説明ができる。
心理学の理論や方法論にもとづいて人格に関する考察や説明ができる。
感情や人格について心理学の観点から測定し把握することができる。
ロールプレイングやボディワークなどを通して、体験的に感情表現や人格理解について学ぶことができる。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特に指定しない。
参考書 : 授業の中で指示する。学内で行われる心理劇や臨床動作法の勉強会を紹介するので積極的に参加すること。
例)
4月19日(日)総合臨床心理センター12時〜18時 肢体不自由者を対象とした臨床動作法の実践
5月17日(日)総合臨床心理センター12時〜18時 肢体不自由者を対象とした臨床動作法の実践
6月14日(日)総合臨床心理センター10時〜18時 肢体不自由者を対象とした臨床動作法の実践
7月26日(日)総合臨床心理センター12時〜18時 肢体不自由者を対象とした臨床動作法の実践
授業資料 : 板書
スライド資料

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 感情の心理学・感情の生理的基盤  正誤問題等を実施して基礎知識を確認する。 事前学修:心理学入門や臨床心理学、心理学の教科書を用いて感情心理学・人格心理学の基礎事項を復習する
2 人格の心理学・人格の概念 正誤問題等を実施して基礎知識を確認する。 事前学修:心理学入門や臨床心理学、心理学の教科書を用いて感情心理学・人格心理学の基礎事項を復習する
3 感情の表出@
(ボディワーク・臨床動作法) ボディワークを行い、身体動作や姿勢に表現化される感情について検討する。
事後学習:体験レポートを作成し、演習で学んだこと、自己過程について記述する
4 感情の表出A
(心理劇的ロールプレイング) 心理劇的ロールプレイング(役割演技)を行い、感情経験と感情表出の関係や、感情とコミュニケーションの関係について検討する。
事後学習:体験レポートを作成し、演習で学んだこと、自己過程について記述する
5 感情の発達
(心理劇的ロールプレイング) 心理劇的ロールプレイング(役割演技)を行い、発達段階に従って感情のありようがどのように変化するかについて検討する。
事後学習:体験レポートを作成し、演習で学んだこと、自己過程について記述する
6 人格の記述
(心理劇的ロールプレイング) 心理劇的ロールプレイング(役割演技)を行い、人格に対する認識について検討する
事後学習:体験レポートを作成し、演習で学んだこと、自己過程について記述する
7 人格と社会的行動
(心理劇的ロールプレイング) 心理劇的ロールプレイング(役割演技)を行い、人格と社会的行動、人間関係の関連について検討する。
事後学習:体験レポートを作成し、演習で学んだこと、自己過程について記述する
8 感情の測定@ 質問紙・尺度を用いて感情の測定方法について検討する。所見のレポートを作成する。 事前学修:心理テストの教科書などで基礎事項を学んでおく
9 感情の測定A 投影法を用いて感情の測定方法について検討する。所見のレポートを作成する 事前学修:心理テストの教科書などで基礎事項を学んでおく
10 人格の測定@ 質問紙・尺度を用いて人格の測定方法について検討する。所見のレポートを作成する。 事前学修:心理テストの教科書などで基礎事項を学んでおく
11 人格の測定A 投影法を用いて感情の測定方法について検討する。所見のレポートを作成する。 事前学修:心理テストの教科書などで基礎事項を学んでおく
12 感情の障害と心理臨床@ 感情の障害に関する事例論文を読解し、レジメにまとめ、プレゼンテーションを行う。 事前学修:事例論文をよみレジュメを作成する
13 感情の障害と心理臨床A 感情の障害に関する事例論文を読解し、グループディスカッションを行う。 事前学修:事例論文を熟読し、自分の考えをまとめておく
14 人格の障害と心理臨床@ 人格の障害に関する事例論文を読解し、レジメにまとめ、プレゼンテーションを行う。 事前学修:事例論文をよみレジュメを作成する
15 人格の障害と心理臨床@ 人格の障害に関する事例論文を読解し、グループディスカッションを行う。 事前学修:事例論文を熟読し、自分の考えをまとめておく

成績評価
観点→
成績評価方法
U_C-1-2
[研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 毎回の小レポート(小テスト・感想・質問等)と学期末にレポートを総合的に評価する

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受け付けるのでメールでアポイントメントをとること。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)