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文学部 人文学科 文学コース 国語学・国文学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Japanese Linguistics (Lecture IV)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM3511J 講義コード: 2026 後期 毎週 木曜2限 伊都イーストゾーン E-105 教室 M/J科目 (日本語, 古典日本語) |
| 授業の概要 |
萬葉集巻十六は「有由縁并雑歌」(ただし西本願寺本の目録は「并」字を欠く。それゆえ「有由縁雑歌」と称される場合もある)と題され、物語のように雄弁かつ興趣のある題詞・左注をもつ歌々や、猥雑で俗な嗤笑歌・戯笑歌の類を多様なままに含み込む。近代に入り巻十六を高く評価したのは正岡子規であるが、私たちは現代的な実証研究の方法に基づいて、子規とは異なる見方で本巻を読解することが求められている。『萬葉集全注巻十六』の刊行も近づき、学界全体で巻十六研究が大きな進展を見せる今、改めて同巻の精緻な解読を試みようとするのが本講義の趣旨である。講読を通じて、奈良時代語資料の扱い方、解釈の問題点、語学的研究の課題など多種多様な論点に触れることになるであろう。昨年度後期にも巻十六を講じたが、幸か不幸か、後述する発展的逸脱および創造的連想が大いに働いたことで、巻のごく冒頭部しか読むことができなかった(思索をもたらす多様な契機との邂逅はやはり幸とすべきだろう)。その続きという意味で「続」と称する。 講義のレベルは高度であり、一定の難しさを維持する。専門的な用語や知識を必要とする皮相な難解さではなく、粘り強く自分自身の常識を疑い、時間と実存をかけて悩まねばならない難しさを追求する。講義は、様々な発展的逸脱および創造的連想によって語りが愉快に錯綜・拡散する(これを伝統的な国文学では「雑談(ざうたん)」という。佐竹昭広『古語雑談』岩波新書を見よ)ことから、決して本筋通りには進まない可能性があること、そのために学問的な展開可能性(いまだ可能的潜在性にとどまる。未熟とは成熟可能性の言い換えに他なるまい)に満ち満ちていることを了承されたい。 (This course focuses on the Japanese language of the Nara period. (Students should be able to understand ancient Japanese with little or no translation.)) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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キーワード : 奈良時代語(上代語)、萬葉集、正岡子規、有由縁并雑歌 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : 高等学校レベルの古典日本語の知識があること。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 特記事項 |
教職 : 教職(国語) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 到達目標 |
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ(2025年度版) 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ(2025年度版) 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ(2025年度版) 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ(2025年度版) 九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府人文基礎専攻・カリキュラムマップ(2025年度版) 九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府歴史空間論専攻・カリキュラムマップ(2025年度版) 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻・カリキュラムマップ(2025年度版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 授業方法 |
テキスト : 毎回、資料を配布する。 参考書 : 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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| 成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 学習相談 |
学習相談 : メールで相談に応ずる。 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : できる限りのことをしますので、小さなことでも遠慮なく相談してください。 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||