2025年3月6日13:00~14:30 人社系協働研究・教育コモンズ企画オムニバスセッション「知の形成史#14」
記事投稿日:2025.02.13
イベント
3月6日に人社系協働研究・教育コモンズのオムニバスセッション「知の形成史」を開催いたします。皆さまご参加いただきますよう、お願いいたします。
第14回目は法学研究院から、七戸克彦先生をお呼びして、水資源や水利権にについてお伺いしていきます。。
▶ 日時:2025年3月6日(木) 13:00~14:30
▶ 七戸克彦(九州大学法学研究院教授 実務法学部門)
「ライバルの語源を論じて水道料金の値上げ問題に及ぶ――水文学と水法の話」
天文学が天体に関する森羅万象を研究する学問であるように、水文学(すいもんがく)は水に関する森羅万象を研究する学問で、理系のみならず、人文・社会科学系の学問領域でもあります(水法(すいほう)は水文学の法律関係を担当する学問領域です)。「水掛け論」の語が水利紛争に由来するのは知られていますが、福岡市の水道料金が今後24%アップするのはご存じでしょうか。水道料金が収入の3%を超えると(=年収600万円の家庭なら月額1万5000円を超えると)「水貧困(water poverty)」が生じますが、福島県の水道料金は2万5837円、青森県でも2万4620円になると予測されています。その原因についてもお話ししましょう。
▶ 宮崎毅(九州大学経済学研究院教授)
▶ 司会:蛭沼芽衣(九州大学人文科学研究院助教)
▶ 場所:九州大学伊都キャンパス E-C-203会議室
オンライン会議形式(Zoom)
▶申込方法:下記サイトへアクセスして、事前登録をしてください。
https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_32.html
▶お問合せ先:九州大学 人社系協働研究・教育コモンズ
Email: enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp(★を@に変更してください)